城戸さんから連絡があったのは、2週間くらい経ってからだった。
またみんなで八重樫さんの家に集合した。その日は椎名さんも来ていた。
「じゃ、まずはご主人様との対面だな」
僕は城戸さんに言われて、一人奥の部屋に入った。
その部屋には大きなベッドが二つ並んでいた。片方のベッドに誰かが寝ている。
「生きてる?」
僕は声を掛けた。少しだけ体が動いた気がした。
僕はベッドに近づき、体に掛かっていたシーツを半分捲った。
「太陽・・・久しぶり」
僕は笑顔で言う。太陽は僕を見つめる。その顔に顔を寄せ、軽くキスをした。
「城戸さんの言うこと一つ聞くって約束、覚えてる?」
シーツを剥ぎ取り、床に落とす。ベッドに上がり、太陽を抱き起こす。
「これがそれだよ」
太陽の体を抱えて、壁に備え付けられていた鏡の前に行く。太陽の姿が映る。手足がない太陽の姿が。
「城戸さんの言うことっていうのは、太陽をダルマにして、性処理奴隷としてオークションに掛けたいってことだったんだ」
太陽は目を見開き、鏡の中の自分を見ていた。
「それから、僕も一つお願いしたんだ」
太陽を抱えたままベッドに戻り、そこに座る。
「ほら、太陽、あのことバラすって僕を脅したでしょ?」
太陽をベッドに横たえる。
「だから、太陽をしゃべれないようにしてもらったんだ」
太陽が口を開いた。何か言おうとしたのかも知れない。でも、何も声は出なかった。
「しゃべれないし、手がないからSNSとかも無理だし、これで太陽の爆弾、もう使えなくなったね」
僕は笑顔で言った。
城戸さんが入ってきた。続いて八重樫さん、佐伯さん、今宮さん、椎名さん。全員がこの部屋に集まった。
「じゃあ、僕、みんなに報酬払わないといけないから」
隣のベッドに横になる。
「じゃあ、私から」
椎名さんがベッドに上がって来た。
「全部、処理しといたから安心しろ」
僕にキスをする。
「去年の日本での行方不明者は8万人以上、そのうち10代は1万7千人ほどだ」
椎名さんの手が僕の股間を撫でる。横のベッドで太陽がそんな僕等を見ている。
「一人や二人増えたところで誰も気にしないさ」
僕は服を脱がされる。椎名さんの手が僕の胸を撫でる。乳首を撫でる。僕の体が仰け反る。
(人に触られるのって、こんなに気持ちいいんだ)
太陽の乳首を触ったときのことを思い出した。
(あの時、太陽も気持ち良かったのかな)
陰毛を撫でられる。
「毛、柔らかいな」
太陽にもそう言われた。その手が下がっていって、僕のちんこを握った。初めて太陽以外の人に触られた。
「期待してるんだな」
僕のちんこは硬くなりかけていた。
「分からないけど、たぶん」
足を持ち上げられる。
「きれいな色してる」
穴を見てそう言われた。
「ちょっと恥ずかしいです」
そういうと、穴にキスされた。
「まだ処女だったな」
僕はうなずいた。
「じゃあ」
椎名さんがちらりと隣のベッドを見る。そして、僕の穴にローションを塗り付けた。
「犯されたいんだったな」
「はい」
それは僕の贖罪だ。
「手加減なしだったな」
「はい」
椎名さんが慣らしもせずに僕に入ってきた。
あの日、太陽のアナルは裂けて血塗れになっていた。
今、僕のアナルも裂けるような痛みを感じている。
僕は太陽が、僕の奴隷が見ている前で、椎名さんに犯され、処女を奪われた。
「正直、お前は拒否すると思ってたんだがな」
八重樫さんが僕のお尻に入っていた。ピアスが穴に当たって痛い。でも、入口を越えて入ってくると、ごりごりと僕の中を刺激する。
「犯されてるのに勃ってるんだからな。さすがは太陽のご主人様だ」
「だから、こいつはどMでもあるんじゃないかって言っただろ」
今は城戸さんが僕を掘っている。僕を掘りながら、八重樫さんに言った。
僕の乳首を抓り、引っ張る。
「ほら、ケツの穴も舐めろ」
僕から抜いて、顔の上に跨がる。その穴に舌を這わせる。僕に穴を舐めさせながら、ちんこを扱く。また穴に入れられる。激しく掘られて奧に出される。
次は佐伯さんだ。
「こんなことになるとは思わなかったな」
そう言いながら、佐伯さんは僕の穴にローションを継ぎ足して、ゆっくりと指を入れてくる。まず1本。そして、2本。
「ああ」
僕の口から喘ぎ声が漏れた。
「感じるのか?」
僕は首を左右に振った。
「痛いです。でも・・・」
ちんこは勃起している。それを握られる。
「城戸さんの言う通りって訳か」
佐伯さんがゆっくりと入ってきた。
「ほら、お前の奴隷が見てるぞ」
僕の顔を太陽の方に向けさせる。
「ああ・・・」
太陽の顔を見ながら、僕は喘ぐ。
「気持ちいいのか?」
「はい」
はっきりとそう答えた。太陽が少し悲しそうな顔をした気がした。
最後は今宮さんだ。
「悪いな、太くて」
一応最初にそう言われた。でも、それを一気に突っ込まれた。
「んぐっ」
声が出ない。僕の穴が拡げられる。穴だけじゃない。穴の奧も拡げられる。今宮さんは大きい体を僕に押し付け、腰を打ち付けてくる。その度に僕の奧が拡がっていく。
「もっと太陽に見せてやろうな」
今宮さんが僕に入れたまま、体を抱え上げた。太陽のベッドの方に運ばれる。
「ほら、よく見ろ」
太陽の顔のすぐ近くで、僕を抱えたまま腰を動かした。奧の方にごんごんと今宮さんの巨根が当たっている。太陽に見られながら掘られている。
「あっ、あっ」
喘ぎ声が出る。ちんこが痛いくらいに勃起している。そのまま太陽の横に体を下ろされる。
「じゃあ、本気で行くぞ」
(今までは本気じゃなかったっていうの?)
そんな疑問はすぐに吹き飛んだ。巨根が僕の中を擦り上げ、激しく動く。
「ああっ」
体が仰け反る。僕の中で今宮さんが更に太く大きくなる。その今宮さんの形に沿って、僕の中が変形する。僕の体が今宮さんに征服される。僕が今宮さんの物になる。
「はあっ」
体を仰け反らせながら僕は喘ぐ。みんなが僕等に近寄って見ている。動画を撮られている。見られながら犯されている。太陽にも見られている。犯されているところを太陽に見られている。
「ああっ」
気持ちいい。でも、お尻は痛い。裂けるような痛み。激しい痛み。これと同じ痛み、いや、もっと激しい痛みを太陽はあの日感じていた筈だ。乳首に針を刺されたり、ちんこにも針を刺されたり、玉に太い針を貫通されたり、そんな痛みにずっと耐えていた筈だ。
そして、その中で太陽は気持ち良くなり、勃起させていた。
そして、今、僕も犯されながら気持ち良くなり、はち切れそうなくらいに勃起させている。
犯される苦しみ、犯される痛みの中で、僕も勃起している。
犯されているところを太陽に見られながら、勃起している。
(やっと、太陽の気持ちが分かった・・・気がする)
「ああっ」
体が仰け反った。ちんこの根元に痛みが走る。同時に体中が気持ち良さで打ち震える。
僕は今宮さんの巨根で犯されながら、射精していた。
もちろん、それで終わりじゃなかった。
佐伯さんのちんこを咥えさせられながら、八重樫さんが入ってくる。今宮さんにお尻を犯されながら、椎名さんを咥えさせられている。城戸さんに撮影される。何度も僕はみんなに犯される。これがあの日、太陽を壊して、そしてダルマにしてもらうことに対する報酬だ。
もちろん、太陽の目の前でそれをされる、ということも。
もう何回目か分からないくらいにマワされ、犯されて、僕は何度も射精した。
「ああぁ」
体を仰け反らせて喘ぐ僕の口と鼻に、何かが押し付けられた。
目が覚めた。
「おい、諒君、分かるか?」
佐伯さんの顔が見えた。周りにみんないる。
「僕は・・・」
今宮さんが僕を抱き起こしてくれた。その時、僕はあの、太陽が寝ていた部屋のベッドに寝かされていたことに気が付いた。
もう一つのベッドにも誰かが横になっている。
「ほら、見てみな」
今宮さんが僕の体を抱え上げ、鏡に映した。
さほど驚かなかった。
(一人や二人増えたところで誰も気にしないさ)
椎名さんの言葉を思い出した。あの時、僕は分かっていたのかも知れない。
僕の手足がなくなっていた。
「良かったな、太陽」
そう、隣のベッドにいたのは太陽だ。
「ご主人様も同じになった」
二つのダルマが同じベッドに並べられた。みんながその周りに集まり、笑顔で記念撮影をした。
二つのダルマは性処理道具としてオークションに掛けられた。
男子中学生のダルマ、ということで希少価値が高く、城戸さん達には大金が入ったらしい。
僕と太陽は、それぞれそういう嗜好の人に買い取られた、と聞かされた。性処理ダルマとして凄惨な人生を送ることになる、ということだ。
そんな人生を想像して、僕は勃起した。
もちろん、太陽も同じだろう。
<BEAR 完>
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